成功する作家の共通点!創作に関わる人が読むべき7つの本

モチベーションを上げてくれる「表現のプロ」たちが書いた本

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水谷です。
今日は「小説家として成功したいなら押さえておきたい本」をご紹介します。

読み物としても面白いですし「プロたちはこうやって作品を完成させているのか!」と目からウロコの内容ばかりです。

また「これからの小説業界がどうなっていくのか?」「どう動いていけば良いのか?」を示唆しているものも多いので是非チェックしてください。

①「作家の収支」森 博嗣 

作家の収支 (幻冬舎新書)

作家の収支 (幻冬舎新書)

 

 「売れる作家さんはこれほどまでお金をもらっているんだ」と夢を抱ける内容。

原稿料、著作権、講演会、ブログ。認知度さえあればあらゆるところからマネタイズのチャンスはやってくるようです

とにかく売れないといけない

しかし、そのためには何はともあれ売れないといけない。 

「まず売れる」ために何をすれば良いのか解説されている必読の一冊です。

僕は、キーボードを打って文章を書く。1時間あたりに換算すると6000文字を出力できる。
6000文字というのは原稿用紙にして約20枚なので、1枚5000円の原稿料だと、この執筆労働は時給10万円になる。

ただし、書けば即完成原稿かというと、そうはいかない。手直しをする必要があるし、また、印刷の前にゲラのチェックもしなければならない。したがって、ほぼこの半分くらいにあると考えてもらって良い。

新人はとにかく良い作品を次々発表するしかない。発表した作品が、次の仕事の最大の線になる。それ以外に宣伝のしようがない、と考えても良い。
したがって、最初のうちは、依頼側が期待した以上のものを出荷する。価格に見合わない高品質な仕事をして、割が合わないと感じても、それは宣伝費だと理解すれば良い。
 
最も大事なことは多作であること、そして〆切におくれないこと。1年に1作とか、そんな悠長な創作をしていては、例え1作当たっても、過ぎに忘れ去られてしまうだろう。 

②「成功は“ランダム”にやってくる!」 

成功は“ランダム”にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方

成功は“ランダム”にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方

 

  「まずはひたすらに作品を生産すること」「手当たり次第に新しい試みをすること」の重要性を説いている本。

ベストセラー作家も「ランダム性」を味方につけている

成功というものを「ランダム性」という観点で切り、それを味方につけるためのノウハウをこれでもかと詰め込んでいます。

ベストセラーを連発している小説家「スティーヴン・キング」ですら、「ランダム性」という視点から説明できているのが面白い。

パブロピカソは生涯に5万点以上の作品を描いた。10万点を超えるという説もある。

 ヴァージン・グループは400社以上の会社を立ち上げ、グーグルは何百もの製品を作った。

アルバートアインシュタインは何百本もの論文を書き、トーマス・エジソンは1093個の特許を撮って何マンもの実験を行った。

今では有名な話だが、アップルが新しいアイデアを生み出すときは、90%が失敗に終わる。

③「感動をつくれますか」久石譲 

感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)

感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)

 

毎回一定以上のレベルの作品を作り続けることの大変さ。そしてそのためにギリギリの緊張感で仕事をしている様子が描かれています。

継続して一定の質を保ち続ける秘訣とは?

「その瞬間だけ頑張る」のなら誰でもできるけど「持続して頑張り続けること」はやはり難しい。

「作曲家として最もプライオリティを置いていることは何ですか?」と問われたら、

僕は迷わず「とにかく曲を書き続けること」と答える。

ものをつくることを職業としていくには、一つや二ついいものができるだけではダメだ。生涯に一作であれば、誰でもいい曲が作れる。小説だって書けるし、映画だって撮れる。

(中略)

だが仕事はではなくだ。集中して物事を考え、創作する作業を、次へまた次へとコンタスタントに続けられるかどうか。 

プロとして一流か二流かの差も、力量を維持継続していけるか否かにかかっている。

頑張ろうとすれば、夕食抜きでぶっ通しでもできる。朝までやることもできる。

それをやってみてしまうと過度な負荷をかけることで、翌日の効率が確実に落ちる。マラソンランナーと一緒で、長距離を走りぬくには、ペースを崩さないことだ。

④『ひらめき教室「弱者」のための仕事論 』

ひらめき教室 「弱者」のための仕事論 (集英社新書)

ひらめき教室 「弱者」のための仕事論 (集英社新書)

 

 ジャンプで連載していた「暗殺教室」の松井先生とデザイナーの佐藤オオキさんとの対談。

「自分は絵が下手」と認識している松井先生の徹底した戦略が非常に参考になります。

自分では本格派だと認識していまして……。つまり自称本格派(笑)。

一球目だけ変化球で入って、あとはセオリー通りに組み立てているだけなんです。『暗殺教室』もまさにそうでした。

あの漫画は普通の学校ものなんです。ただ「暗殺」と一言加えて入り口を変えるだけで、全然別の世界が開ける。『暗殺教室』は自分の中で、王道というかど真ん中に近いんですよね。

新人っていきなり連載じゃなくて、読み切りから入るんです。でも読者さんはいつも読んでいる連載漫画を先に読みたいじゃないですか。

だから「読み切りは読み飛ばされる前提なんだ」「誰もお前の作品なんて見ちゃいない」と肝に銘じてました。

⑤「99%の会社はいらない」堀江貴文

99%の会社はいらない (ベスト新書)

99%の会社はいらない (ベスト新書)

 

ホリエモンがクリエイターのこれからについて書いてくれています。

端的に言えば、ITの発達でこれからは「自分の好きなことでしか食べていくことができない」時代になる。

AIや技術の発達により、いままでの人間がやっていた労働を機械やロボットが肩代わりしてくれる時代は必ずやってくる。
人間が手をかけなくてもロボットが農作物を生産してくれる、そんな日もそう遠くはない。
農業は人の手間を減らしながらも収穫量が植えているし、
今後はさらに手がかからなくなるのだから食費は今以上に安くなる。お金がなくても十分に食べていけるようになる。

ニッチでコアなファンの獲得が大事

そして「大衆的なメジャー」よりも「コアなファンを獲得しているマイナー」を目指す方が大事と説いています。

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この4つのパターンで、(左上の)[メジャー&高収入]を目指すことが多い。もちろん[メジャー&高収入]になれば最高だ。メジャーに到達できれば、なんとかなると考えている人が多いのもわかる。
(中略)
だが、最初に目指すのは、メジャーではなく(右下の)[マイナー&高収入]そして、その中で影響力を持つこと。
エンターテイメントビジネスは、ネットというマイナーな場所から大きくしていくことができる可能性を秘めている。

⑥「マンガで食えない人の壁」 

マンガで食えない人の壁

マンガで食えない人の壁

 

 プロの漫画家として生きていくための方法、心構えが書かれている本です。

「常に勉強すること」「作品の数をとにかく増やすこと」「1つの作品に1つのテーマを入れること」など非常に説得力がある話ばかり。

いわゆる他人の作品を真似て○○もどきになりやすいのは、ちゃんと分析できていないからなのでしょうか? 
樹崎 そうですね。何で面白いのかというところに踏み込んでいないんですよ。
ちゃんと作品を分析している志望者をあんまり見かけないようにも思います。影でやっているのかもしれませんが。
樹崎 根本的に漫画家って学問が嫌いですからね(笑)
でも、プロ漫画家さんはだいたいみんな勉強熱心ですよ。みんな会って話しているとすごく賢いなぁと思いますし知識もありますね。
   一球入魂になると良い作品にならないんですよね。いろんなものを詰め込もうとするので。それだと良い作品にはならないです。
良い作品というのは、一つのことしか言っていないので。二つ以上のことを読者に伝えようと思うと情報がバラけてしまうので、ほとんど印象に残らないんです。
「この漫画はこれだ!」というのを描けばいいんであって。
山ほど作品を描けば、どれか1個くらいは詰め込みすぎてない「この漫画はこれだ!」という作品になるんです
未完の名作を何百ページ作るよりも16ページの駄作を何本も描いていけば、だんだん上達してきて16ページのクオリティは上がっていきます。
(中略)
同じ1000ページ描くのでも「1000ページの1作品」を描くより「100ページの作品を10本」、それよりも「50ページの作品を20本」描く方が確実に伸びると思いますね。

⑦「ウェブ小説の衝撃 ──ネット発ヒットコンテンツのしくみ」

ウェブ小説の衝撃: ネット発ヒットコンテンツのしくみ (単行本)

ウェブ小説の衝撃: ネット発ヒットコンテンツのしくみ (単行本)

 

 「これから売れる小説とは?」「 WEB小説はどのように作品を作っていくべきか?」

について深い考察が書かれた本です。

WEB小説は細切消費、軌道修正がしやすい

WEBで作品を発表しているなら必見です。
現代はスマホ内で処理できる、数秒から十数分の「細切れ消費」が一般的になった時代。少量でもいいから高頻度の更新を読者は望む。
小説の企画(プロット)がA案B案C案と三つあった場合、どれがいいか? そんなものは、やってみなければわからない。今までは、その中から編集者と作家が勘で決めていた。
だが、今なら冒頭部分を三つとも書いてネットにアップすればいい。
出してしまえば、それぞれアクセス数をはじめとする、読者からの反応がわかる。
ウケなかったら、設定を変えて再リリースすることもできる

[まとめ]成功するため共通項「手当たり次第に出せ」

上記の本の中で共通点を見出すとすれば「とにかく書け」ということが挙げられるでしょう。
あの有名な作家さんも、第一線で活躍するプロの方も、無数の失敗作の上に名作を作り上げているのです。

 

また、とにかく数を増やすことは、良い意味で自分の作品にこだわりをなくします。「もっと完成度を上げてから」と立ち止まることもないですし、テーマも明確でわかりやすい作品になる。

 

そして結局は「何が売れるかは出してみなければ分からない」という一言に集約されるのかと思います。
特にWEB小説が盛り上がりを見せている昨今。「とりあえず出す」ことのハードルはどんどん下がってきています。

上記の本の中で一番のオススメは「成功は”ランダム”にやってくる!」まずはとにかくこれを読んでみることがオススメです。 

成功は“ランダム”にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方

成功は“ランダム”にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方