失恋で二つの本質に気付いた時の話

そういえば去年の夏、失恋してた

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水谷です。小説家をしています。

 

 

1年前の夏。3年近く付き合っていた彼女に振られました。

 

当時の様子をかりゆし58の名曲「アンマー」に乗せて説明するなら、

 

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初夏の晴れた昼下がり、あなたは「さよなら」と言いました。

 

 

 

 

 

水谷の落ち込みようは、大変だったと聞きました。

 

 

 

 

 

 

 

「ただまっすぐ信じる道を、歩いて欲しい」と願い込めて、

 

  

 

 

 

悩み抜いた末にあなたに、

 

 

 

 

 

 

別れを告げようと決めましあんまぁぁぁぁぁぁよよぉぉおおおおおおおおお〜♪(1:03にジャンプ)

 

 

で、そのあとなんですけど、元カノはサークルで出会った人でして、サークルの仲間と飲むと自然とその話になるわけなんですよ。

 

最初は「俺はよぉ。フラれてよぉ。」とか「ふざけんなよぉ。」とかそういう話をしているわけですが、

 

 

 

 

ほら水谷って根っからのエンターテイナーじゃないですか。

やっぱり周りのみんなを笑わせたいって思うのですよ。

 

 

 

ということで、散々「こう言われてフラれた。」「これがいけなかったんじゃないか?」みたいな話をしたあとで、不意に一言。

 

 

 

 

「まぁ、俺がフったようなもんだけどな。」

 

 

 

・・

 

 

 

ドーン

 

ですよ。

 

爆笑ですよ。涙浮かべて強がる水谷のこのセリフに周りはドッカーンですよ。

 

「良いもんだなぁ。こうやって辛い事も笑い話にできる仲間がいるってさ。」

と前向きに考える事ができ、下の記事のように新しい恋愛に向けて動き出したのですが、

 

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後日、衝撃的な出来事が起きました。

 

 

 それは、先ほどの飲み会にいなかった友人と会っていた時のこと。

 報告としてまずはフラれたという事実を彼に伝えたのですが、

 

 

 

友人「え、お前がフったんじゃないの?」」

と言われたのです。

 

 

僕「・・ん?」

友「・・ん?」

僕「え?どういうこと?」

友「いや、お前がそう言ってるって他の奴から聞いたけど。」

 

はいここ!ストップ!

 

 

ここですよ。ここ。わかりますかね?

 

弁明しておくと、例の飲み会では、確実に、間違いなく、その場にいる全員が

明らかにフラれているのに”敢えて”水谷は「フったようなもん」と言っていること

 

を理解していました。

 

でもその事実を、誰かが面白がって「あいつ、自分がフったって言ってるぜwと広めたわけです。薄ら笑いで広めちゃっているわけ。

 

これなんですよ!

 

僕が小説書いているとか、食糧人類の重版が決まったとか、いくらその大変さとかありがたさとかを力説しても一切届いていないし、全くもって広がっていないし、「へぇ。」くらいの薄いリアクションしかしない奴らが、

 

「あいつ、自分がフったって言ってるぜ w

は広めているわけですよ。シェアしているわけですよ。Facebookのイイネすらしてくれないのに!

 

リアルの宣伝における本質

でもね、そこで気づいんたんですよ。「リアルの宣伝」の本質を。

 

水谷のこんな情けない姿を、僕がいないところで話してくれることは、いわば「水谷」の宣伝です。彼らは水谷を広めてくれています。

今回は全くもって仕事につながる内容ではないですが。

 

でも「恋愛」ではなく「作家活動」でこんなエピソードが出来たら?

 

「あいつ、こんなことしているんだぜ。」

「ウケるw

そういう会話の中で、僕が直接話していない人にも伝わり、

「でも、それならウチの会社とコラボできるかも。」

と思ってくれるかもしれない。

 

 

つまり周りの人間から「新しい繋がり」を作ろうとするなら、「カッコ良さ」はなく、「カッコ悪さ」を出す事で、さらに周りの人に話が伝わっていく。

 

リアルで人を動かすのは「正しい話」でも「良い話」でもなく、「面白い話」なんですね。

(ちなみにSNSだと良い話とか泣ける話の方が広がることの方が多かったりも。 )

記憶は改ざんされる(出来る)という本質

 

で、僕ね。この話がウケるものだから色々なところで話すわけですよ。まぁ、それがどう考えても悪いんだけど。

すると不思議なもので、なんか本当に「フった気」になってくるのです。

 

 

実は過去に似たような経験をした事がありました。

 

大学1年の頃に片思いしてフラれた子がいて、その子と同じコミュニティで気まずくなってしまうのが嫌で、もう開き直って、その後の飲み会でちょっと意見がぶつかった時(犬派か猫派か程度の内容)、その子に向かって「もう別れよう。」という自虐の境地みたいな発言をしたら、これまたウケたんですね。

「別れようも何もお前付き合えてすらないじゃんw」と。

 

で、味をしめて何度か同じ発言をしていると「本当に付き合っているんじゃないか?」って気持ちになったのです。

 

 

 

いや、むっちゃ怖くないですか?

 

自分で書いておいてアレですけど、一歩間違えたら完全にストーカーですよ。

アウトの発想ですよ。

 

 

ただまぁ。これらの経験を踏まえて「記憶って発言で簡単に改善されるんだな」と改めて思い知りました。

芸人あるあるで「エピソードトークで盛った話をあちこちでし過ぎた結果、本当にそんな過去があったような気がしてくる」というものがあるみたいですが、まさにその通りですね。

 

それほどに言葉の持つ力って凄いみたいなんです。

 

で、ふと思いませんか?

 

「既に起きた過去の記憶」を変えられるんだから、「まだ起きていない未来」なんてもっと簡単に変えられるんじゃないかって。

 

同じく文字にもその力があります。ブログで「いつかこうしてやる」って言うだけで絶対に確実に間違いなく、その夢には近づく。

プロブロガーさんで「死ぬまでにやりたい100のリスト」を発表して着実に達成している人もいるくらいですから。ただ夢を、目標を言うだけ、書くだけ。むっちゃ楽。むっちゃお手軽。

 

ちょっと現実的な話をすると、「2つ上のレベルの目標」を毎日口出すのが良いらしいですよ。

 

まとめ

①リアルな口コミでは「良い話」よりも「面白い話」の方が広がる

②「言葉に出す」だけで過去も未来も変えることができる

 

こう書くとけっこう当たり前のことかもしれません。まぁ、元々僕の失恋の話ベースなのでね。

 

何か気づきの参考になったら幸いです。では今日はこの辺で!