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青い植民地!地球侵略の際は「ヒト」に成り代わった方が良い3つの理由[お暇つぶし創作記事]

ショートショート 創作記事

青い植民惑星「地球」

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※当記事はフィクションです

 

かねてから地球は「太陽系の中でも格段に過ごしやすく、侵略・永住するには好都合な惑星」と言われていました。

さらに、ここ数千年での驚くべき文明進歩によって植民惑星としての価値も高まっており、実際に地球侵略に乗り出している星も多いようです。まだ地球侵略をしていないのであれば、この機会に着手してみませんか?

 

「いきなり侵略は怖い・・」

「失敗したらどうしよう!?」

このような悩みを抱えている方は多いはず。でも大丈夫!そんな方にオススメの方法があります。

 

それは「成り代わり」です。

地球上の生物に成り代わりながら試験的に地球に住み、地球の文明や環境を肌で感じることによって、その後の地球侵略がスムーズになるのです。宇宙連合政府も推奨している方法なので是非取り入れてみてください。

 

今回は、その中でも『成り代わり先として「ヒト※」がオススメな3つの理由』をご紹介します。

※「ヒト」=サル目ヒト科ヒト属に属するアフリカ類人猿の一種、Homo sapiens(ホモ・サピエンス)のこと

①支配種族

「ヒト」は地球の支配種族と言われていますもちろん彼らが認識していないだけで地底人、天空人、魚人も存在しますし、人類を簡単に絶滅させる種族、生命体は「ヒト」の日常のあちこち潜み、その生活を脅かすことが多々有ります。

 

しかし総合的な面でやはり「ヒト」が現時点て、平均的に地球を支配している期間が長く、もっとも有力な種族です。

②感知機能が低い

「ヒト」は言語によるコミュニケーションを発達させた代わりに、「嗅覚や聴覚等の五感で相手の存在を認識する能力が低い」とされています。そのため「ヒト」語をマスターしさえすれば容易に地球の生活になじむことが出来るでしょう。現に眼球を3つの状態で通勤したR星のOさんは誰にも咎められずに職場に辿りついたと語っています。

③失敗のリスクが少ない

意外に思われるかもしれませんが、成り代わろうとした対象を誤って殺してしまった場合のリスクは「ヒト」においてかなり低いと考えられています。

なぜなら「ヒト」は弱肉強食に基づく生存本能よりも、社会的な理由でお互いを殺し合う性質(ただし「共食い」とは明確に区別される)があり、「ヒト」の死骸も多くの場合、その一環として処理される可能性が高いからです。

 

以上の3点から地球侵略の際は「ヒト」がオススメ!

さて、ここで注意点も合わせてご紹介します。

慣れきってしまわない様に

地球の生活があまりの快適のため、「ヒト」として生活することを良しとしてしまう方がいます。場合によっては、自分が異星人であることを忘れてしまうなんてことも。

多くの場合、定期的に故郷の惑星に帰ることで対処できます。

成り代わりの際は細心の注意を

「成り代わり失敗のリスクは低い」としましたが万が一を考えて、できる限りの危険を避けておくのが賢いやり方でしょう。

 

成り代わりの方法は大きく分けて次の3つ。紹介する順に、成り代わりに要する時間は増えますが、安全性も比例して高くなります。それぞれの特性を理解し、自分の体質にあった成り代わりを選んでみてください。

変態式

自分の細胞を変化させ「ヒト」になり変わる方法です。一度変態してしまえば同族に見破られるリスクは格段に減りますが、元に戻るのにも手間がかかります。

着脱式

「ヒト」の皮を被る方法です。継ぎ目を見られない様にさえ気をつければ比較的バレにくい方法となります。

操作式

特定の「ヒト」を支配下に置く方法です。直接自分が成り代わるわけではないので、目を離した隙にボロが出てしまう可能性があります。

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それでは有意義な地球侵略をお楽しみください!

 

 

※当記事はフィクションです