コンサル内定を辞退後、WEB会社を起業、現在作家の水谷のこれまでを書いてみる

今までの経緯

f:id:mizutanikengo:20161219190254j:plain

水谷です。2016年も終わるので少し自分語りでも。

現在26歳になりました。大学卒業後から一般企業に就職することなく今日ここまでやってきました。

 

簡単に経緯を説明しますと、

大学時代に就活でコンサルのベンチャーに内定をもらい、その後4年生の夏で辞退。

友人とWEB制作会社を起業し、WEB広告運用のフリーランスとしても活動。

現在、WEB制作、広告運用時代の収入で生活費を捻出しながら、ミュージカルのプロデューサーと作家をしています。

 

僕は半年前まで「自分が本当にやりたいこと」が見つからず、周りに誘われるまま、あれこれと手を出してきました。

そして今、「物書き」が自分の天職だと実感しています。今回は、これまでの経緯の詳細をその時の学びと共に書いてみます。

「なんか仕事がつまらない。」「本当にやりたいことって何だろう?」と思っている方は是非参考にしてみてください。

大学生時代:なんとなくコンサルのベンチャー

大学時代は本当にやりたいことがありませんでした。就活の時に、自分が仕事をしているイメージが全くつかず、合同説明会のアンケートで「最も印象に残った企業は?」という答えに本気で悩んだ記憶があります。

 

結果、「いろいろな業界を見ることができそうだから」「大きな仕事を任せてもらえそうだから」という理由で、ベンチャーのコンサルを中心に見ていました。そして、その中でも内定を頂いた企業を選んだ理由が「社長が同じ高校であった」ということ。

 

「いや、マジかお前」って感じですよね。

でも当時はそれくらい「働くときに自分が何を優先したいのか?」の基準がわからなかったんです。

OB訪問をしたり、業界研究をしてみても、肝心な自分の気持ちが浮かびませんでした。お金が欲しいのか、裁量が欲しいのか、休み時間が欲しいのか、社会的地位が欲しいのか。全くわからなかったのです。

研修:「何か嫌だ。」と感じる

内定をもらって数ヶ月後に研修がありました。といっても全然本格的なものではなく、ちょっとしたシミュレーションゲーム程度のものです。

でもスーツを着て、会議室で同期と朝から顔を突き合わせ、夜帰った時、「何か違う。」って思ってしまったんですね。

漠然と「自分一人でもっと何かしたい」と思ってしまったのです。

今思えばこの「何か違う」という感覚はすごい大事だったことが分かります。

久石譲さんの「感動を作れますか?」という本では、「サンドイッチ理論」として、「初対面の人の印象は最終的には当たるから大事にしたほうが良い。」とありますが、これはキャリアにも同じことがいえるのかなと。

感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)

感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)

 

 

社会人1年目~2年目:WEB業界に舵を切った

で、たまたまそのタイミングで知り合った人に一緒に仕事しないかと誘われたんですよ。元々アフィリエイトをやっていて、それでお小遣い程度ですが収入を得ていたのを評価してもらいました。

結果、自分一人の力でビジネスを回していくことができ、仕事をする時間も休みも自分で決めることができました。

この生活は研修をした時の感覚と比べると自分と相性が良かったのです。

 

が、次第に「何か違う」やがて「そもそもWEB制作や広告にそこまで興味ないな。」と思うようになったのです。

発信することは好きなのですが、単純な運用や収益最大化にそこまでこだわりがないなと。何よりも周りに僕よりすごい人がたくさんいて「この人たちには勝てないな。」と思ってしまったんです。

これは自分にとって衝撃でした。なぜなら大学生の時には憧れていた生活をしているのに「何か違う。」とまた思ってしまっているからです。

社会人3年目:作家として評価を頂く

この時期に、それまで趣味でやっていた作家活動が評価され始めました。

具体的には食糧人類のコミカライズ化がスタートしたり、comicoで文字生物育成日記の連載が決定したり。

その時ふと「あ、これがやりたいことなのかも?」と思いました。

 

でも、今だから白状すると、

「作家で生活したい」って元々うっすらと思っていたことなんですよね。

でも、はお世辞にも収入が安定している職業とは言えません。

そのため「お金を貯めたら、セミリタイアでもして、趣味として打ち込もう。」と思っていたのです。

「やりたくないことをやって生き残れるほど甘くない」

ちょっと社会的な話を挟みます。

これからの時代。機械化がさらに進み、ベーシックインカム制度が充実するといわれています。

すると、やりたくないことは機械に奪われてしまう。「やりたいことを仕事にする」か、「全く仕事をしない」かを選ぶ状況になります。

仕事をしない余生はあまりにも長いでしょう。今後、人は「本当にやりたいこと」から逃れられなくなります。

作家として生きていくことを決める

というような、話をあちこちで聞いたり、読んだりしたこともあり(下記の本がオススメです)、

99%の会社はいらない (ベスト新書)

99%の会社はいらない (ベスト新書)

 

作家をメインの活動としていくことを決めました。

せっかくWEB業界にもいたので、その知識を使ってマネタイズを考えてみたり、ブログで情報発信を始めました。

 

この生き方は、今思えば「何をやりたいか分からない」と悩んでいた大学生時代にも心の奥底にあったものでした。でも絶対に、当時の僕は踏み切れなかった。

「起業したい。」「コンサルってかっこいい。」「作家だけで生きていくなんてリスキー」という気持ちが間違いなく足枷になっていたはずです。

この気持ちを、仮に表面的で浅いものだったとしても、一つ一つ解決してきたからこそ、「こうなったらもう作家しかないんだな。」と思うようになれたのです。

今:作家になって今の僕が思うこと

で、ここでまださらにひっくり返して申し訳ないのですが、今は

「作家をずっとやれていけるのか?」と思っている自分もいます。

物語を自分一人で完結したい、誰かの手が加えるなんて耐えられない。ってことがないんですよ。誰かとコラボして、自分が思ってもみなかった展開や表現のされ方にワクワクしたい。

となると、漫画の原作であったり、舞台脚本の道のほうが合っているのかなと思うことも。

「何か違う」を積み重ねていく

僕は「何か違う」に素直に従いながらここまで来ました。「やってみないと分からない。」と言葉にすれば簡単ですが、でも本当にこれこそがあらゆる物事の本質なんだなと思っています。。

僕みたいに全く手がかりがなくモヤモヤとしていても、「何か違う」「本当はこれかも?」という自分の欲求をどんどん試してクリアにしていけば、いずれは自分がやりたい世界にたどり着くことができます。

そしてそれは巷で言われているような「遊ぶように仕事をする」状態です。あなたが誰よりも楽しんで、誰よりも真剣に取り組む分野を見つけることができれば成果は勝手についてくるはず。

 

この記事が、今自分のキャリアに悩んでいる方の参考になれば幸いです。