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SFブラックユーモア漫画「アーサー・ピューティーは夜の魔女」が怖面白い!

漫画

「アーサー・ピューティーは夜の魔女」木々津 克久

アーサー・ピューティーは夜の魔女<アーサー・ピューティーは夜の魔女> (コミックフラッパー)

アーサー・ピューティーは夜の魔女<アーサー・ピューティーは夜の魔女> (コミックフラッパー)

 

僕が大好きな木々津 克久先生の漫画です。

「フランケン・ふらん」が有名ですが、「アーサーピューティーは夜の魔女」も非常に良質な作品だったのでご紹介します。

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フランケン・ふらん 1 (チャンピオンREDコミックス)

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SFであり、哲学でもある、ホラー漫画

人間に寄生し共存する未知のバクテリアは空気を媒介にパンデミック・感染爆発を引き起こした。

感染者には知能と体力の大幅な上昇がみられ、そうして生まれた新人類は、人の目を塞ぎ続けてきた支配者たちの存在に気付く。

かつての支配者たちの暗黒時代が始まる……。

まず第1話から最後の最後で大ドンデン返しがあります。いきなりゾクッとしました。

ただこの点について少しは言及しないと、この作品自体がどんなものか説明できないので、以下、多少のネタバレとともにご紹介していきます。

(全部は明かさないのでご安心を!)

1話完結型のSF物語

主人公のアーサーは化け物。自分たちを排除しようとする人間から逃げながら、あちこちを旅する形式で物語が続きます。

そしてその先々で「かつて人間を騙して搾取し、今は人間に迫害されている他の支配者」と出会います。

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飼っていたサル(人間)に反逆された植物型の怪物。「サルの惑星だと……?ヒドイ冗談だ……」というセリフが印象的。

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人間に精肉されている巨人族。やがて彼らは天然記念物として保護されるようになり‥‥‥?

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時間を自由に行き来できるフィボナッチというキャラが登場。

子供の頃のアーサーを殺しに過去に戻ります。タイムスリップの話も出てきて、ライトなSFファンとしては非常に読み応えがある話です。

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科学を進化させた人類は、いよいよ平行世界や宇宙空間さえも支配するようになり、フィボナッチさえも手を焼くようになります。

2巻の発売日は不明

2014年2月に1巻が発行されたまま、2巻の発売日は不明となっているようです。

続編は期待できないのかもしれませんが、1巻だけの短編集と考えても十分に楽しめる作品。

他にもある木々津克久作品

木々津克久先生の作品は本当に面白いものが多いんですよね。ページを開いた瞬間にゾクッとできます。いくつか僕がオススメの漫画をご紹介。

前述した「フランケン・ふらん」は狂科学者のフランが依頼人の体をぐちゃぐちゃに手術するSFホラー。グロ注意です。

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こんな感じ。 

フランケン・ふらん 1 (チャンピオンREDコミックス)

フランケン・ふらん 1 (チャンピオンREDコミックス)

 

 「名探偵マーニー」は探偵もの。主人公マーニーが身の回りで起きる不思議な出来事を解決します。日常系なのでそこまで突飛なものはできません。

ただ、事件のオチが人間の深層心理を深くエグっていたり、社会性が高いテーマだったりして面白い。

名探偵マーニー 1 (少年チャンピオン・コミックス)

名探偵マーニー 1 (少年チャンピオン・コミックス)

 

 今回の「アーサー・ピューティーは夜の魔女」はその中で、最も制約がなく「なんでもあり」な世界観です。時間旅行もあれば、世界を覆るような道具も存在する。

アーサー・ピューティーは夜の魔女<アーサー・ピューティーは夜の魔女> (コミックフラッパー)

アーサー・ピューティーは夜の魔女<アーサー・ピューティーは夜の魔女> (コミックフラッパー)

 

 是非一読を!