とにかく人に勧めている劇団「アガリスクエンターテイメント」の魅力を語る

舞台演劇にハマっています

 

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水谷です。専業作家をしてます。
 
ここ最近、舞台脚本に興味が出てきまして、YouTubeに僕の脚本の作品を挙げながらも、他団体さんの演劇を見ることが多いんです。
(こんな動画をあげています)
 
 
で、「そういえばYouTubeであまり演劇作品って見ないな」と思っていたのですが、
演劇作品は下記のようなサービスに掲載されているんですね。

観劇三昧

 月額980円で登録している団体の作品が見放題のサービスです。
 
 
早速登録して片っ端から見ていたのですが、この中でどハマりしてしまった劇団がありました。それが、
「アガリスクエンターテイメント」
です。
 
僕、映画では「キサラギ」「サマータイムマシンブルース」「12人の優しい日本人」
お笑い芸人で言えば「アンジャッシュ」「ラーメンズ」とかが好きなんです。
 
 
 
 
これらの好みを見て、
 
 「わかってるな、水谷」
と思ったあなたは、確実に「アガリスクエンターテイメント」の作品も好きになります。
 
 
いやもうね、ならざるをえないと断言できます。
なってしかるべきだと声を大にして主張します。
 
 
 
ということで、観劇三昧にある「アガリスクエンターテイメント」の動画やYouTubeにある古い作品まで全てを見尽くした僕が、この劇団のオススメの作品(いやもうマジで全部オススメなんですが)と、そして作中の好きな名言を、かなり高い熱量でご紹介していきます!

時をかける稽古場

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まず僕、この作品から入ったんですけど、
 
控えめに言って最高です。
超遅筆な脚本家率いる若手劇団「第六十三小隊」は、勝負をかけた公演を二週間後に控えながら、台本が1ページも無いという危機に瀕していた。ある日、稽古場にて偶然タイムマシンを発見した劇団員達は起死回生の策を思いつく。それは「稽古最終日まで行って、完成したあとの台本を取ってくる」というものだった…!
 
特に凄いのが、2週間後の稽古最終日から台本をもらってきた後。
 
脚本家が「この脚本は俺が書いたという経験がないから使いたくない」と言い出したため、2週間後の脚本家を連れてきたあたりから雲行きが怪しくなります。
 
1人、また1人と「今の時間軸のメンバー」が「2週間後の人間」と入れ替えられていくのです。
さらにそこから怒涛の展開の連続。
 
「うおまじか!」「え!!」と驚き、随所で散りばめられた小ネタで爆笑している間に、気づけば2時間の作品がクライマックスとなってました。
なにこれ、タイムマシン? 
 
 
 
 
見終わった後、ふと部屋の天井を見ながら思いました。
「この作品をつまらないと言う人間とは友達になれないな……」
 
 
水谷が勝手に友人観を形成した作品となっています。
本当に面白いです!
 
そして「面白い」と思った人、友達になりましょう!
 
「アツシー!!!!!!」
 

時をかける稽古場2.0

www.youtube.com

前作をブラッシャアップした作品です。

見終わった後、再び天井を見てゆっくりと目を閉じ、僕は深いため息をつきました。

 

まさか前作を超えてくるとは!

衝撃です。

 

 

前作を基本にしながらも、さらにより設定を掘り下げた作品。

舞台が広くなって動きやすそう。

いきなりこれを見てほしいという思いもありつつ、まずは前作を見た上での変更点を味わってほしいという複雑な気持ちで今この文章を書いています。

ナイゲン 

www.youtube.com

 ある夏の日、唯一残った伝統にして、やたら長いだけの文化祭の為の会議“ナイゲン”は、惰性のままにその日程を終わろうとしていた。
しかし、終了間際に一つの報せが飛び込む。
「今年は、1クラスだけ、文化祭での発表が出来なくなります」
それを機に会議は性格を変え始める。
――どこのクラスを落とすのか。かくして、会議に不慣れな高校生達の泥仕合がはじまった…!

これもむちゃくちゃ面白い作品!

 

まず、そもそも教師側の提案を受けるのかという多数決。

そして、受け入れた後は誰を落とすのかの擦りつけ合い。

 
 一人一人のこだわりや個人的感情が衝突し、一瞬で勢力が入れ替わり、そもそもの前提が簡単にひっくり返され、序盤の伏線が後になって効いてくる
最高かよ!
 
アイスクリスマスを浅越さんがやっている2013年版が個人的には好き。
 
 
好きなフレーズはあちこちにあるのですが、基本的にふざけた役をすることが多いながらも本作では真面目な役をしている塩原さんが放った一言がお気に入り。
 
「これはデュープ癒着かもしれんなぁ」 

 わが家の最終的解決

1943年、オランダ・アムステルダム。ドイツから来た男女が幸せそうに暮らしている。誰もが羨む若い二人。しかし、彼は周りに隠していた。恋人がユダヤ人であることを。そして、彼は恋人に隠していた。自分がゲシュタポであることを。
ユダヤ人を捕まえるべき存在であるゲシュタポの主人公。
 
ユダヤ人の恋人を、自分の仕事を隠した上で匿いながら生活をしていると、彼女の家族がやってきます。
さらには自分の仕事仲間も遊びに来て、自宅でホームパーティーが開かれることになって、最後は、誰にどの秘密を知られたらまずいのか分からないくらい人間関係がぐちゃぐちゃになります。
 
シチュエーションコメディっていうジャンルのようです。
こちらはYouTubeで予告編のみ。本編は観劇三昧 でご覧あれ!
 
「チョロいっ!」

その他のシチュエーションコメディ作品 

 またこのシチュエーションコメディを下地にした作品もあります。
 
下記の作品はどちらも「2人の妻(恋人)が同時に同じ場所に来てしまった男」を主人公にして物語なのですが、全く違う楽しみ方ができます

七人の語らい

「シチュエーションコメディとは?」というメタ的な視点を取り入れた作品。
 
「スタイリッシュじゃねえなぁ」

エクストリーム・シチュエーションコメディ(ペア)淺越・塩原組 劇王号

5人の登場人物を2人で演じきる作品。
アガリスクエンターテイメントの作品には常に出演している2人が演じているので、このブログで紹介した作品を見終わったあとに見るのがオススメ。
 
「だいたい3人で飯、ってどうやるんだ」
 

紅白旗合戦

自主自律を旨とし、ほとんどの学校行事を生徒が企画・運営しているこの学校では、卒業式も生徒が立案したプランで準備が進められていた。
しかし、式も近づいた2月末になって、突如教師側から「待った」がかかる。
(中略)自分達の案を急に否決され、納得がいかない生徒側。県から指示を受け、実施させなければいけない教師側。
(中略)かくして、生徒vs教師の直接対決の火蓋が切って落とされた…!

「ナイゲン」に近い作品。面白いのは教師vs生徒の図になっているという点です。

 
場外乱闘、脅し、揺すり、裏取引がこれでもかと行われ、教師側に賛成する生徒、生徒側に賛成する教師が次々に出てきながらも、かろうじて5:5で膠着は続いていく。
 
「ナイゲン(2013年)」を見たあとにこの作品を見れば、「ディベート部の浅越くん」というワードに胸が躍るはず。
 
「よろしくベンロン〜」
 

映像作品もあるよ!

ということで舞台作品としては上記にあげたのをとにかく見てほしい、今すぐ見てほしいという気持ちがいっぱいなのですが、
 
まぁ、水谷もね。
ニワカと思われたくないんですわ。
 
ちょっと好きになっているだけでしょ?と見くびってほしくないんですわ。
 
調べました。
相当調べました。
役者さんのTwitterとかチェックしました。
 
そしてこれを発見しました。
どーん!

www.youtube.com

 ゴットタン出てるー!!!!(9:30より)
 
検察側、浅越さんと塩原さんじゃん!
弁護士側、熊谷さんじゃん!!
証人、沈さんじゃん!!
裁判官、甲田さんじゃん!!
 
いやこれ見てたよ!
リアルタイムで俺、観てたよ!
うぉおおおおおおおお!!!!

終わりに

ということでいかがでしたでしょうか?
余すことなく魅力を書けたんじゃないかと思います。
 
 
また新作が2017年9月に行われるみたいなのでこちらもぜひ!