初見殺し!「騎士カタン」のルールと魅力を語る

騎士カタン

カタンの開拓者たち 都市と騎士版

カタンの開拓者たち 都市と騎士版

 

水谷です。作家をしています。

先日、初めてカタンの拡張版の一つである「騎士カタン」をプレイしました。  

 

これがもうね……

劇的に楽しかったんですよ!!

 

通常版のカタンをやったことがある人は、ぜひこの上級レベルの騎士カタンを楽しんでもらいたい!

 

ただ、この「騎士カタン」……

いきなりだとルールがわかりにくい。

 

ということで今回は、騎士カタンのざっくりとしたルールとその魅力を語ります。

「通常版カタン」のルールを知らないと全くもって意味不明でしかないので悪しからず。

 

「カタンやってみたい!興味ある!」

という方はこちらの記事をどうぞ!

www.mizutanikengo.com

 

大事な二つのポイント

通常カタンと大きく異なり、そしてそれ故に「騎士カタン」を理解しづらくしているのは下記の2点です。 

①「交易品ゲット」→「戦略カードゲット」までの流れ

②「蛮族と騎士」の概念

 

この2点を中心に、新しく追加された要素や変更された点を説明していきます。

①「交易品ゲット」→「戦略カードゲット」までの流れ

①-1 ゲーム開始の時点で「開拓地」と「都市」を置くことができる

f:id:mizutanikengo:20170917043440j:plain

ゲーム開始する前の大きな差としては、

「通常カタン」では初期に「開拓地」を2つ置けたのに対し、

「騎士カタン」では、「開拓地」と「都市」を1つずつ置ける。

という点。

 

さらに、それぞれの場所から街道を一本ずつ伸ばすことができます。

そしてこの「都市によってもらえるモノ」が、非常に大きな意味を持つのです。

①-2 都市でゲットできる資源が違う

「通常カタン」では、都市の周辺領土から資源を2つ確保できます。

 

が、騎士カタンではそこが違うのです。

f:id:mizutanikengo:20170917030803j:plain

上の画像を参考にしながら説明します。

 まず「麦」と「レンガ」は通常カタンと同じで、2枚ずつもらえます(赤枠内の部分)

 

しかし「羊」「鉱石」「木材」に関しては、1つずつです(青枠内の上部分)

ただ、その代わりに交易品である「布」「貨幣」「紙」を、1枚手に入れられます(青枠内の下部分)

 

例えば黄緑色のダイスの目を出したら、「羊」「布」を1枚ずつと言った感じ。

①-3 交易品によって開発が可能

では交易品とは何なのか?

これは資源と同じように手札に加え、場合によって他のプレイヤーと交換できるカードです。

 

そしてこの交易品によって「開発」が可能になります。

f:id:mizutanikengo:20170917031938j:plain

具体的には、交易品を消費し、上記画像の開発ボードを使って開発ができるのです。

 

例えば「布」を1枚持っていた場合、黄色の開発ボードの「1.市場」を開く(裏返す)ことができます。

そして、次の「2.組合」を開くためには「布」が2枚必要となります。

 

この要領で順番に開けていき、「3.ギルド」を開いた時点で、

「交易品」を2:1で(他の交易品に)交換可能

という状態に(以後ずっと)なるのです。このボーナスは、全ての色の開発ボードに備わっています。

①-4 開発によって戦略カードが手に入る

開発によって、あなたは「戦略カード」を手に入れるチャンスが増えます。

 

そしてこの「戦略カード」がチートレベルの強さを誇ります。特に終盤では、「戦略カード」をどれだけ手に入れやすいかで勝負が決まることも。

戦略カードを手に入れるまでの流れ

では、戦略カードを手に入れるまでの流れを説明して来ます。 

下記は「1.市場」を開いた(裏返した)時の写真です。

f:id:mizutanikengo:20170917032338j:plain

もともと「1.市場」があったところに赤色ダイス」の「1」「2」の目が描かれています。

 

実は「騎士カタン」では、

数字の描かれた「赤色ダイス」

数字の描かれた「黄色ダイス」、

マークが描かれた「白色ダイス」、

の3つのダイスを使います。

 

そして、赤色ダイス」白色ダイス」の出目によって、戦略カードが手に入るのです。

3つのダイス

f:id:mizutanikengo:20170917032619j:plain

前述した通り、数字が書かれた赤色ダイス」「黄色ダイス」

さらにもう一つの白色ダイス」は「イベントダイス」と呼ばれます。

 

白色ダイス」には「蛮族」マークが3つ(後から説明します)、そして黄色、青色、緑色の開発マークが1つずつ描かれています。

①-5 白色ダイスと赤色ダイスによって、開発が効果を発揮する

f:id:mizutanikengo:20170917032338j:plain

つまり、上の画像にように黄色の開発ボードの「1:市場」が開けられた状態ならば、下記のように、 

f:id:mizutanikengo:20170917033211j:plain

「白色ダイス」→黄色の開発マーク

赤色ダイス」→1or2

という目が出た時に「戦略カード」がもらえるよという意味です。

 

そして「2.組合」の開発ボードを開くと、赤色ダイスの3」が絵が描かれています。

 

すると、

「黄色ダイス」→黄色の開発マーク

赤色ダイス」→1or2or3

という目が出た時に「戦略カード」がもらえるよ、ということになります。

 

開発をするほどに、赤色ダイスの目が増えていく。

つまり、より「戦略カード」がもらいやすくなるのです。

 

 そして、見事条件を満たす目を出したプレイヤーは、それぞれの色の山札から戦略カードを一枚引くことになります。

①-6 まとめ

まとめると、

・ダイスの目によって都市に隣接した交易品を手に入れる(「羊」「鉱石」「木材)の時のみ)

・交易品を消費して、開発ボードをひっくり返す

・白ダイスと赤ダイスの目が条件を満たす

・戦略カードゲット

という流れ。ややこしい!

②「蛮族と騎士」

「交易品」から「戦略カード」ゲットまでの流れとは別に、もう一つ大事な概念があります。

それが「蛮族」と「騎士」

「騎士カタン」というだけあって、やはり騎士の存在が重要です。

 

「通常カタン」では、「騎士」は発展カードの一部として、「引く」ものでした。

「騎士カタン」では、「騎士」は街道や開拓地と同じように「設置」するものとなります。

②-1蛮族について

まずは蛮族について。

蛮族は最初、島から7マス離れたところにいます。

f:id:mizutanikengo:20170917041719j:plain

そして先ほど説明した白ダイス。

3/6の確率で「蛮族マーク」が出るようになっています。

 

この目を出すと、蛮族がカタン島に近づいて来ます。

f:id:mizutanikengo:20170917041833j:plain

そして、蛮族がカタン島に到着してしまうと……

f:id:mizutanikengo:20170917041959j:plain

島vs蛮族の戦いが始まります。 

蛮族の強さ

蛮族の強さは、全プレイヤーの島にある都市の数の合計です。つまり、終盤になる程、年の数は増えるため、蛮族も同じように強くなります。

島の強さ

島の強さは、島にいる「活動状態の騎士」の数です。

活動状態については後述するので、まずは騎士について説明します。

 

プレイヤーは開拓地や道を作る要領で、騎士を設置することができます。

f:id:mizutanikengo:20170917043440j:plain

配置した騎士は、ただ配置するだけじゃ意味がありません。

「小麦」を一つ消費して、活動状態にする必要があります。

 

活動状態にすることで初めて「島の強さ」にカウントされるのです。

ちなみに、騎士は隣接する領土の盗賊を他の場所に移動させたり、他の騎士を移動させたりもできます。そしてそれらは全て「活動状態の騎士」しかできません。

 

そして何かしらのアクションを行なった騎士は「非活動状態」になります。再び「活動状態」にするには、やはり小麦が要ります。

特に盗賊を押し付け合うようになると、この「活動⇄非活動」の動きが意外に多くなるので、結構な量の小麦が必要になります。

勝敗の行方

蛮族が到着すると、すぐに島vs蛮族の戦いが始まります。強さが同数の場合は、島の勝ちです。

島が勝った場合

最も騎士力があった人が「島の英雄」として1ポイントもらえます。複数いた場合は、各々が「戦略カード」をゲットできます。

 蛮族が勝った場合

もっとも騎士力が低かった人の都市が破壊され、開拓地になります。

特に序盤にこれが発生すると、投げ出したくなるくらいやる気が削がれます。

 

戦いが終わったあとは、蛮族は最初の地点に戻り、再び「蛮族マーク」が出るたびに島に近づいてくるのです。

③細かな追加点、変更点

以上が「騎士カタン」の概要です。

 

他にもいくつか変更点や追加点はあります。

ゲームとしてはもちろん重要ですが、構造としては単純なものなので、下記に羅列的に書いておきます。

・レンガ二つで「都市」に「城壁」を設置できる。これにより、「7」が出た時のバースト上限が2枚ずつ増えていく。

・同じ色の開発ボートを4まで開けると、都市をメガロポリスにすることができ、+2ポイント

・通常カタンにあった「発展カード」は無し

・最大騎士力という概念は無し

・最長交易路という概念は有り

 最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

 

おそらく全くプレイしたことがない人は、

「は?難しっ!?」

となっているはず。

 

やはりやりながら覚えていくのが一番かもしれません。

ただ、その前の理解の補助として、この記事が少しでも役に立ったのなら幸いです。

 www.mizutanikengo.com

「騎士カタン」に興味を持った方は、ぜひとも購入してみてください。

ちなみに「騎士カタン」単体では遊ぶことができず、通常カタンも必要となるのでお忘れなく!

 

 ↓「通常カタン」

カタン スタンダード版

カタン スタンダード版

 

↓ 「騎士カタン」 

カタンの開拓者たち 都市と騎士版

カタンの開拓者たち 都市と騎士版

 

 

「10人カタン」お知らせ

2017/10/29(東京)13時から「10人で通常盤カタンをやってみた」という企画動画を撮ります。僕がアップしているYouTubeチャンネルにて公開する予定です。
 
興味ある方はTwitter「10人カタン興味あります」とDMかリプをください。
(顔出しNGの方は事前にお知らせいただければ仮面を持っていきます)
撮影自体は16時には終える予定で、そのあとは通常のカタンをそこにいる人たちで楽しもうかなと思っています。
 
また、定期的に僕の友人や初対面の方を交えてカタンをはじめとするボードゲームをやっています。一緒に遊びたいという方もTwitterでご連絡を〜!
f:id:mizutanikengo:20171019163121j:image
(SNOWが反応しないから、自分で耳をつけているのが僕です)