世界的ボードゲーム「カタン」に独自ルール「壁」を加えてみた

カタンの「追加ルール開発」が楽しい

こんにちは水谷です。
まず、みなさんにお伝えしなければならないことがあります。
 
僕は普段、作家をしているのですが、あくまでもそれは世を偲ぶ仮の姿であり、本業でしかありません。
 
水谷健吾の本分、まさにそれこそが……
 
 
 
 
「カタンの追加ルール開発者」(自称)
 
 
なのです。

カタンとは?

そもそも「カタン」とはドイツ生まれの戦略型のボードゲーム。世界で最も遊ばれていて、非常に人気の高い作品となっています。
 
詳しくはこちらの記事をご参考に。
 
もちろんこれ単体でも非常に楽しいのですが、最近はオリジナルルールを追加して遊んでいます。
今回は「壁カタン」をご紹介!

「壁カタン」

 

「壁カタン」は、 「カカタンの開拓者シナリオ&ヴァリアント集」を参考にしたルールです。

 

通常盤カタン(勝利点10ポイント)をベースに、下記のルールを加えてみました。

・7が出るか、騎士カードを出したとき,盗賊を最大3コマまでしか動かせない(その場に止めるのもダメ)

・レンガ1、鉱石1で「街道」を「壁」にできる

・盗賊は「壁」を超えることはできない

「壁」で1つのタイル全てを囲ってはダメ

「壁」を3つ繋げると「最長壁」で2ポイント。最長交易路と同じく、最も長く壁を繋げたプレイヤーがその権利を得る。

 

さて。

このルールを読み、 「え、それだけの変更?」と思った方もいるでしょう。

 

ただ実は、まさにその発言こそあなたがカタン初心者であることを露呈させています。

 

カタンってのは、絶妙なさじ加減で成り立っている非常にバランス性の高いゲームなんです。

この「壁」というルールを加えることで確実に、これまで保たれていた調和が崩れるのです。

そりゃもうエラいことなんです。大変な事態なんです。


それによって引き起こる不均衡が「カタン」というゲームそのものを覆す可能性があるといっても過言ではない。

 

独自ルールを追加する時は常に細心の注意を払うべし、ということを胸に刻み、心して読んでください。

てか正座して読みましょう。

水谷版「壁カタン」

さてここで水谷流のルールをさらに追加しました。

 

実は元々のサイトでは、「壁」は「街道を2つ重ねて表す」とあったのです。

それはつまり、「壁を作るたびに伸ばせる街道の上限は減る」ということを意味します。 

 

それは良くない!

ってことで、より自由度の高いやり方を考え出しました。

まさに常識の外、非凡な発想。

 

それがこちら。

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10円玉を使うことにしたのです!

 

ちなみに実際に使ってみるとこんなイメージ。

10円玉を下に使って「壁」を表します。 

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これを見て、「ダサっ」と思ったとしたら、

それはあなたがダサいってことですからね。

 

あなたが水谷のセンスを理解できておらず、あなたの美意識に問題があるってことですからね。

絶対に、僕がセンスないってことではないですからね。

 

その辺を重々承知した上で、

「いやでも水谷さん、さすがこれはダサいっすよ」ともし感じたとしたら、

 

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こっそりDMください。

「壁カタン」遊んでみた

ということで実際に「壁カタン」をプレイして見た感想をお伝えしていきましょう!

 

盗賊が意外に動ける

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「壁カタン」では盗賊の移動は「3マス」までとなっています。

 

しかしこれ、行動範囲としては思いの外に広く、例えば中央からなら3コマで全てのマスに移動できるんですよね。

中盤での気づき

序盤〜中盤にかけて気づいたことがあります。

 

プレイヤー4人は、それぞれが資源を集め、

街道を伸ばし、開拓地を作り、都市を建設していきました。

 

その時の様子がこちら。  

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誰も壁つくってねえ!

 

「壁」を作るには、「レンガ」と「鉱石」が必要です。

しかしご覧の通り、「鉱石」タイルの数字は「10」「11」「12」とむちゃくちゃ貴重なものばかり。

 

そもそも「鉱石」タイルって、3枚しかないんですよね。(「木材」「羊」「小麦」は4枚ずつ存在する)。

もともと手に入りにくいのに、加えて今回は、ダイスの目も厳しいのが揃ってしまっている。

 

で、この状態で鉱石が手に入ったら、まずは「都市」か「発展カード」じゃないですか!

「壁」作ってるヒマないよ!

「壁」の有用性、低くない?

さらにはこんな意見も出て来ました。

 

『「壁」って1個あるだけじゃ、盗賊に簡単に回り込まれるよね?』

『そもそも発展カードで「騎士」をたくさん持っておけば良いんじゃない?』

 

至極真っ当です。

ようやく「壁」ができる

しかし、このルールを提案したのは何を隠そう水谷。

 

「だよね、使えないよね!ハハ!」

と笑いながらも「一回も壁ができずに終わるのは……」と焦ってました。

 

そもそも壁を使わなかったら「壁カタン」のブログを書くことができません。

それはマズイ……!

 

何よりこのままでは、水谷は『どうしようもないルールを提案し、闇雲にゲームをややこしくした奴』でしかありません。

 

となるとやるべきことはただ一つ。 

なんとしても「壁」の有効性をみんなに示すこと。

 

完全に一人だけ目的が違っていました。

そして気づく最大の過ち

ちなみに先ほどの画像をもう一度。

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僕、青色なんですよ。

 

よくよく見れば、鉱石タイルと全く縁のない陣営。

最も「壁」を作る気ないのは僕でした…

 

ということで、それから頑張って他の資源を貯め、

他のプレイヤーと交渉し、港を使いこなし、

 

そしてついに…

 

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壁だー!!

 壁を作りました!!いえーい!!カッコいい!!!

 

その後すぐに、運良く鉱石が手に入る機会があり、

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「最長壁」だー!!

2ポイントゲットだ!

 

 

タイミングを同じくして、他のプレイヤーが10ポイントゲットし、勝利しました。

ゲームを終えて

結論から言えば、

「壁」によって盗賊を邪魔した感は一切ナシ、でした。

 

今回のゲームで見えてきた改善点は下記の通り。

・12ポイントゲットで勝利が良さげ

元サイトにも12ポイントが良いとありました。やっぱり10点だと「最長壁」なしでも勝てるんですよね。

 

12ポイント必要となることで、ようやく戦略の一つとして「最長壁」が頭をよぎるかなと言った感じ

「砂漠タイル」は真ん中、「盗賊は砂漠を通れない」とした方が良い

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上記の画像をもう一度ご覧ください。

 

仮に「黄緑6」に盗賊がいた場合、このように壁を三つ作ったとしても、「緑5」まで来れてしまいます。

「砂漠は通行禁止」とすると、「壁」2つでも盗賊の移動を制限できるので、壁の有用性が高まりそうです。

結論

このルールでカタンが劇的に変わることはない!

 

刺激が欲しい人は、他の追加ルールと組み合わせても遊びましょう。