漫画村閉鎖後の漫画村対策について

漫画村が閉鎖

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水谷です。漫画作家をしています。

 

以前、作家用のアカウントで「漫画村についての漫画」をTwitterに載せていまして、

それが今日になってやたらとRTされたので、どうしたんだろうと調べてみたところ、漫画村閉鎖のニュースを見つけました。

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漫画家の権利は守られない

「実は漫画村は閉鎖しておらず、ただメンテナンスしているだけ」という情報も見られましたが、

仮に漫画村が本当に閉鎖したとしても、漫画家の権利が守られたことにはならないと思うんです。

 

というのも、似たようサイトはいくらでもあるし、それら全てが閉鎖の方向に向かったとしても、きっとまた同じようなサイトがどんどん出てくるから。

 

そしてどうやら、出版社自体も、

「だったらもう、自分たちが無料化を前提にしてしまおう」

と考えて動いているようです。

フリーミアムモデル

「無料」を前提にバックエンドでマネタイズをする「フリーミアム」という形は、ここ数年で徐々に根付いてきました。

 

そして今回の漫画村の件を経て、多くの漫画に携わる人たちはこの流れを肌で感じたはずです。

 

個人的には、漫画村の存在そのものよりも、それを当たり前のように受け入れてしまっている層が決して少なくないという事実に驚きました。

 

リテラシーがどうこうより、「この事実を受け入れた上で、生活する方法を探らないといけないんだな」と痛感しました。

漫画家は一体どうしていくべきなのか?

 

まず、僕の現状を少しだけ説明します。

 

僕、水谷健吾は「食糧人類」という漫画に原案として関わっています。

しかしあくまで原案なので、「元々書き挙げていた小説を提供した」という形です。

 

そして現在、「食糧人類」とは関係のない別の作画さんに絵をつけてもらい、そこでちゃんとした収入を作りたいと考えています。

 

ということで今からの話は、"これから"漫画家として生計を立てたい人たちはどうすれば良いのか、という視点での僕の意見です。

企業の媒体に掲載するか、個人でマネタイズするか

まず、大きく分けて

①「どこかの媒体(雑誌、WEBサイト)で公式連載を目指すのか」

②「個人としてマネタイズを考えるのか」

という2つの選択肢があります。

 

もしあなたが、「ジャンプレベルの規模を持つ媒体で、一発連載を得る実力」が無いのなら、絶対に後者を優先すべきです。

 

出版社のビジネルモデルが変革しつつあるこの時期に、一つの媒体で専属契約するのは、あまりにリスキー

 

それよりも色々な場所に作品を出してみて、もっとも自分の作風と相性が良さそうな媒体や、時代の波に乗ったサービスを見つけて、ファンを増やす

同時にいくつもの作品を完成させることで漫画家としての実力をつけていく。

 

それが、作家・漫画家として生き残って行くために最も堅実な手段かなと思っています。

次回以降の記事

今後しばらくはカテゴリー「漫画村対策」の記事として、漫画家が取るべき手段について考察を書いていくつもりです。

 

構想としてはざっくり以下の感じ。

書きがら思うことがあったら増やしたり削ったりするかもしれません。

 

①多くの出版社が選択するであろうビジネルモデル

前述した通り、出版社自身が基本無料を前提としながらのビジネスモデルを展開することが予想されます。

その時にクリエイター側のメリット、デメリットについてお伝えします。

 

②漫画家個人が無料化を前提にマネタイズする方法

Twitterでバズって書籍化されても、なかなか思うほど売れない。そんな話もよく聞きます。個人としてきちんとした収入を確保するためにはどうすれば良いのか?

 

③漫画家として活動して行く方法

作画さんと出会いたいんだけど、どうすれば良いんだ?という作家さんは結構多いようです。

自分に合った作画さんを見つける方法について話します。

 

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