出版業界は漫画村になっていくのか?

「無料」を前提に動き始める出版社

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出版社は無料を前提としてビジネスモデルへシフトしていく、と前回の記事で書きました。

 
具体的にどんな型になるのか。
その答えの1つが「待てば無料」だそうです。
 
詳しくはこの記事を見ていただきたいのですが、

newspicks.com

・課金のタイミングを読者に合わせた
・24時間待てば次が読めるから、毎日ユーザーに触れてもらえる
・「全部無料で読める」から、読み始めのハードルが下げる
あたりが特徴のようです。
 
そして、他の出版社もこのような動きを取りはじめています。
 
漫画アプリよりも、ソシャゲのシステムを上手く取り入れていて、言葉は悪いですが、より自然に漫画へ課金できる仕組みとなっているようです。

漫画化する小説たち

少し話が逸れますが、最近の小説サービスでもこのシステムが採用されています。
特に目立つのがチャットフィクションサービス。
LINEの感覚で読めるため、中高生の間でじわじわと人気が出てきているようです。
 
チャットフィクションでも、
「待てば無料で読めるけど、早く次が読みたければ課金してね」という形が取られています。
 
また海外では、画像や音声とミックスしたチャットフィクションも出てきているらしく、いずれは漫画や動画に近い形になるかもしれません。

でも漫画村のが便利じゃん

このような事例を見たときに、ひとりの作家としては「すごいなー!面白いなー」と感心するものの、
 
利用者の目線からすれば、 漫画村のようなサイトを使った方がはるかに便利なんだろうなと思ってしまいます。
 
だって待たなくても無料なんだから(もちろんマイニングされてるとか、データ抜かれるといった不安はありますが)
 
そのため、今出てきたサービスが漫画村を代表する違法サイトへの対策として有効かどうかはちょっと分かりません。
 
いずれは出版社側も、本気で漫画村に対抗するために、扱っている作品を全て無料にして、広告収益や映画、舞台などでマネタイズするといった選択をしなければなくなるかもしれません。
 
 
次回は、出版社に頼らず、個人としてマネタイズしていくための方法について書いていこうと思います。