インスタ小説のが反応良いんですけど
どうも水谷です。作家をしています。
「食糧人類」という長編小説を書いて、それが漫画として連載していたり、comicoさんにて中長編小説が掲載されていたりもするのですが、
ショートショートという短い形式を書くのもまた大好きです。
ちょうど1年と4ヶ月前。
本格的に作家を目指して活動し始めた時もまた、ショートショートという形式がこれからの時代に合うんじゃないかと思い、主にTwitterで定期的に投稿していました。
そして一つの結論に達しました。
思ったより見てもらえない!
インスタに出してみた
そもそもこれまで、
「これからの若者が使うSNSはインスタだ!」
なんて話はそれはもう、耳にタコができるくらい繰り返し繰り返しあちらこちらで聞いております。
ただねぇ……
いやいや小説とインスタは合わないだろうと思っていたんですよ。
「テキストてw」と笑われるのがオチじゃないの?
中高生から「必死かよ」と叩かれちゃうんじゃないの?
と。
そんなことを考えながら恐る恐る出してみたのですよ
ムッチャコメント付いとる!
すげー!
インスタってすげー!
色々な人に見てもらえてるじゃん!ネットですげー!
Twitter時代にひねり出したネタが再利用できた
ということで、これは凄いぞとせっせとショートショート作品を出すようにしているのですが、
ぶっちゃけ過去にTwitterでツイートした作品もいくつかあるんです。
そこで、ふと思ったんですね。
あの時のツイートは無駄じゃなかったんだ……!
一つの媒体で見向きもされなくても、別の媒体でなら輝くこともある。
形を変えて陽の目を見ることがある。
素晴らしい!
反応があるかどうかを考える前に出してしまお
ということで、こんな作品を出して大丈夫かなと不安になる前に思い切って出してしまいましょう。
仮につまらなくても大丈夫です。無視されるだけです。
そしてそのアイデアは別の媒体で輝くこともあれば、他の作品と組み合わせて深みをもたらすこともある。
以前の記事でも書いたのですが、こうやってお金にしろ、コンテンツにしろ、色々なところにタネを蒔いておくのが大事なんだなと改めて実感しました。
仮にその芽が出なくても、あとからリサイクルすることもできる。
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世界観を構築する
一応参考までにどのように運用してきたのかも書いておきます。
僕が書くショートショートはオチがあるものが多いので、普段の写真をホラーテイストのものか、ちょっと洒落が効いているものを増やしました。
この辺りから、「あ、見られているな」ということが実感として得られてきた感じ。
インスタでは「作品と作風の統一」に意識を向けることがなかなかに重要なようです。
今後力を注いでみます!
ちなみに僕のアカウントはこちら→@mizutanikeng
次回予告:「新しいノートの最初のページだけ綺麗に書いちゃう理論」でモチベーションを持続させる
多動力が注目されているのもわかる気がする。
— みずけん@小説で生計を立てるまで (@mizukenww) 2017年9月1日
新しく何かを始めると、その度に「一定時間のモチベーション」が沸く。
定期的に新しい媒体や新しい作り方に挑戦すれば常にモチベーションを維持できる
そう、まるで新しいノートの最初のページだけ綺麗に書いちゃうのと同じように#最後だけダサい話